こんにちは♪ ビープラス札幌整体院です!
今回は外反母趾で施術の対象となる「足指の三つのアーチ」について、役立つ情報をまとめてみました。
今回も使用している写真は全て、当院で取り扱いさせていただいている「ゆびのば@ソックス」セミナーからの出典になります。
あしとは?
脚?足?
まずは基本です。あし、と呼んでいる部分は二つありますね。
脚は英語でLegで、足はFootですね!足は踝から先の部分を指します。
外反母趾施術で主に施術するのは、この足ですので、ます足に着目してご説明していきます。
踝から先の足の骨の数は片方ずつで26個、左右合わせて52個です。人間の身体の骨の数は約200個ですから、全体の約四分の一の骨で足指は構成されているのです!それらの骨が、様々に強い靭帯で組み合わさっているのです。そのため、私たちは飛んだり、跳ねたり出来るのです。
ところが、その靭帯が緩んだり、関節に炎症が生じてしまうと、とたんに、腫れて動けないとか、痛みで歩くことが出来ない、等の症状が出てしまいます。
また、人間のおへそから下方の筋肉は身体全体の75%と言われています。
今これをお読みになっている貴方、逆立ちできますか?なかなかできる方は少ないですよね?
普段は二本足で立っていますが、手ではとてもではないが身体を支えことが出来ないのです。
二本足で立つということは、強大なとても強い筋肉が下半身に集まっているからなのです。
これが人間の身体の大きな特徴の一つです。
もう一つの特徴は、人間はこの地球で唯一の直立二足歩行する動物だということです。
直立二足歩行とは、背骨と太ももの骨が一直線になっているということです。
鳥類も、恐竜も直立では無いですね!
猿も基本は四足歩行です。猿と人間との違いは大きく三つあります。
猿と人間に違いは、一つは足の親指の向きです。サル類の足の親指は、人間の手と同じように親指が他の4本とは向きが異なります。物をつかむのに適した開きがあるのです。
人間の足指は強力な靭帯によって親指迄も組み合わされています。この靭帯が崩れてしまうと開張、外反母趾、というような足指の変形をきたしてしまいます。
足指には三つのアーチが存在します。
先ず、前のアーチ。親指から小指迄繋がっている、前のアーチです。
次に縦のアーチ。外側の小指から踵迄のアーチです。
三番目が一番有名な、内側の親指から踵迄のアーチ、俗に土踏まずと呼ばれています。内足の縦アーチです。
この三つのアーチ構造があることによって、片足で立つ、あるいはジャンプすることができるようになったわけです。
この三つのアーチ構造を如何に上手く保つことが出来るか?が足だけでなく、身体を作るうえで大変重要なのです。
しかし、前のアーチが崩れてしまうと「開張足」と呼ばれる状態になります、
開張足になると、例えば、足裏の中心部に縦にタコが出来てしまうことがあります。
これもアーチの崩れなので、疲れるとか、冷えるとかの症状に繋がってしまいます。
そして、幅の狭い靴が履けなくなってしまい、広い靴を履くことになってしまいます。
すると、益々広くなってしまい、合う靴が無くなってしまうのです。
そして外反母趾になってしまうのです!
こまった悪循環ですね?
一旦壊れてしまったアーチというのは、治すのが非常に難しく、時間が掛かるのです。
ですから、足指のアーチを壊さぬよう。良い状態を維持しておくことが大変重要なのです。
これが私たち人間が二足歩行できる大きな理由なのです。
この三つ、カメラの三脚が三点で支えられているように、人間も左右の足でそれぞれ三点で三つのアーチを作り、このことによって楽に片足でも立つことが出来るのです。
人間が直立二足歩行できるのはこのアーチのおかげなのです。
当院の外反母趾施術では、主に三つのアーチの内、前のアーチの崩れである、開張足を矯正していきます。