枕の功罪
枕は身体を緊張させる
突然ですが、皆さんは未だ枕して寝てるんですか!?
そもそも睡眠は身体を休めるためですよね。
しかし枕は身体を、特に内臓を緊張させているんですよ!
簡単な検査を行ってみましょう。
先ず、普段使われている枕で寝てみてください。
そして、みぞおちからお腹の辺りの筋肉の固さ柔らかさを、両手の指をお腹に押し込むようにして感じ取ってください。
その後、枕を外して、再度みぞおちからお腹の辺りの筋肉の固さ柔らかさを、同じようにして感じ取ってください。
いかがでしたか?枕が無い方がお腹、柔らかくなってませんか?
この簡単な検査で分かる通り、枕があると身体は緊張しているんです!
これは腹筋の硬さや柔らかさではなく、内臓の状態を確認して頂いているのです!
身体を休めるのには枕はしない方が良いですよ!
快適な安眠のため?
人間以外で枕を必要とする自然界の動物って知ってますか?居ませんよね?つまり枕はそもそも不自然なんです。
日本の枕の歴史は武家社会での髪型を維持する事を目的とされていました。硬くて高い枕です。一般庶民には不要のものでした。しかし、明治維新後、西洋の柔らかな枕が入ってくると、一般庶民にも広がっていったのです。
しかし、
「上を向いて寝ることが出来ないんです!」
とおっしゃる方も大変多いです。
「枕が無く、横を向いて寝ると、寝違いを起こしそうで・・・」
と言われる方も(^^)
骨盤の前傾
このような方の骨盤はほぼ100%前傾しています。
前傾がきついほど反り腰となり、上を向いて寝ると腰が痛くなってしまいます。
ご自分でこの骨盤の前傾、これは反り腰と呼ばれています。この反り腰を正す方法がありますので、以下の方法を行ってください。
仰向けに寝て(もちろん枕は外してくださいね)、背中とベッド(もちろん布団でも大丈夫です)の間に手のひらを入れてください。
そして、腹筋では無く身体の奥にある筋肉を意識して、その筋肉で身体をベッドに押しつけるように試みてください。
深呼吸をしながら、口から息を吐きながらやってみましょう。
最初は難しいかも知れませんが、手のひらに圧力を感じたら大丈夫!
10回ほどできたら、背中とベッドの隙間が少なくなっているのに気が付くと思います。
この効果は反り腰を改善するだけではありませんよ!
実はお腹もへっこむのです!
って、当たり前ですよね。背中を反らせるって、お腹を出しているって事ですから(^^)
この効果を実感するために、上記を行う前にお腹と下腹の状態を両手で確認しておきましょう。
やった後、お腹がへっこんでいますね!(^^)
でも「難しくってできない~!」と言う貴方、当院へお越しください♪