《ビープラス札幌整体院》お身体のお悩みを根本改善

「リラキシン」と言います。このホルモンの働きは、文字通り「筋肉や靭帯をリラックスさせてくれる」ことです!お腹の中の赤ちゃんは段々と大きくなります。そのため、子宮も合わせて伸びていきますし、産道も赤ちゃんの大きさに合わせて大きくなります。そして、出産に合わせて骨盤も産道が広がりやすくなるように変化していきます。仙骨が後方に開き、腸骨も左右に開くことで赤ちゃんの頭の大きさ、直径約10cmが出て来られるように準備するのです。通常は靭帯でしっかりと繋がれた骨盤が、靭帯が緩むことで開くことが出来るのです。

出典:株式会社ベビーカレンダー様

画像出典:株式会社ベビーカレンダー様

直径10cmってどれくらいか、ご自分の手で作ってみてください。片手で〇を作ってもせいぜい3cm位です。両手で指先と指先がくっつくようにして〇を作ってください。この大きさの赤ちゃんの頭が出てくるのです。ご自分の握り拳よりず~っと大きいですよ!

通常時だと、絶対に無理!なのですが。このリラキシンの働きにより、筋肉、靭帯が柔らかくなって、妊娠の維持と分娩の補助をしてくれているのです。

但し、良いことばかりではありません。骨盤に歪みを生じないような日常生活をしていれば良いのですが、メニューの「腰痛」の下部の「腰痛とは」「貴方自身が歪みを作っているんです!」にも記載している通りの癖を貴方がお持ちでしたら、このリラキシンの働きで腰痛の出てしまう骨盤の歪みを簡単に作ってしまうことに繋がるのです。

しかし、ご安心ください。このリラキシンの働きで最小限の力の施術で骨盤の歪みが取れるのです。妊娠中の身体の歪みを正して痛みを無くすことにより、お腹の中の赤ちゃんとのコミュニケーションを大切にしてくださいね!

 

ところで実はこのリラキシン、正確なエビデンスが取れていないようなのです。ネット検索すると分かりますが、いつからいつまで分泌するのか所説あります。個人差と考えても良いようですが。色々見ると、妊娠2~3カ月から産後2~3日、1ヶ月~半年程度との見解が大勢のようです。ようはリラキシンが分泌されている内は骨盤も元の歪みの無い状態に戻りやすいが、その期間を過ぎてしまうと、靭帯が固まり、骨盤を動かしにくくなる、ということに繋がります。

 

出産により骨盤には大きな負担が掛かるため。出産後2ヶ月間は骨盤を休ませた方が良いと考えております。但し腰痛などが酷く、産後1ヶ月目の定期検診で問題なければ、産後1ヶ月以降でも受け付けさせていただいております。

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