《ビープラス札幌整体院》お身体のお悩みを根本改善

顎関節症は2人に1人が一生の間に一度は経験すると言われています

顎関節症の悩み
顎関節症は多くの人は症状が始まっても、あまり酷くならずに回復してしまいます。そのため人口の半分が経験する症状でありながら、あまり気にされていません。しかし中には「口が大きく開けられない」「顎関節辺りが痛い」「ガクッと言う音が鳴るのがいやだ」といった症状に苦しんでいる方もいらっしゃいます。
なぜそのように個人差があり、人によっては苦しまれるのでしょうか?

顎関節症とは?

顎関節症になると次の3つ症状のうち1つ以上の症状が現れます。

1.口を開けようとすると顎関節や筋肉が痛む
2.口を大きく開けられない
3.口の開け閉めで「ガクッ」「カク」などの音が鳴る。または「ザラザラ」というこすれる音がする

かみ合わせが悪いから?

この原因として「かみ合わせが悪い」からだ、と言う事を聞かれたことが多いと思います。
しかし現在の医学では、かみ合わせの悪さが唯一の原因である、と言う説は否定されています。
現在では複数の要因が複合的に重なって、その人の許容範囲を上回った場合に発生すると考えられています。
その一つとして、かみ合わせの悪さもあります。
他の要因には、関節や筋肉構造の弱さ、上下の歯を付ける癖、ストレスなど緊張の持続、等が上げられています。

顎関節症の症状で個人差があること

ここで、AさんとBさんのケースを比較してみましょう。

Aさんは関節が弱く、かみ合わせも良くない。スキーで転倒して下顎を打った。最近仕事が忙しくストレスを感じている。
Bさんも関節が弱く、かみ合わせも良くない。寝ているとき歯ぎしりをする。仕事のストレスは恒常的にあるが、酷くは無い。
このAさん、Bさんが顎関節症になった場合、Aさんは何もしなくても回復する可能性が高いのです。
つまり打撲という一時的な現象と、ストレスも一過性の場合、Aさんの許容範囲を下回ることが考えられるからです。
対して、Bさんは自己コントロール出来ない、歯ぎしりという癖を持っているため、長引くことが考えられるわけです。

このようにして個人差が生まれるわけです。

 

女性に増えている顎関節症

悩みを訴えられる方は男性に比べて女性が約2~4倍と多く、中でも若い女性が中心と言われています。
また、年代別では20歳代が最も多く、30歳を過ぎると徐々に減少しているとのことです。

当院の実績では、女性 91%に対して、男性 9%と女性が10倍です。
年代別集計では
20歳代 22%
30歳代 56%
40歳代 22%
となっています。これから見ると、30歳代以降の全体数は減少するのかも知れませんが、自然治癒されずに悩みを持たれている方は多いのだと思われます。

では何故女性に多いのでしょうか?

その理由として、一般に女性の方が靭帯が柔らかいこと、顎関節の適合がしっかりしていないこと、さらには女性ホルモンとの関係などが上げられていますが、確実なことはまだ良く分かっていないのです。
他方、男性に比べ女性は健康意識が高く、身体の不調を早期に改善しようとする意欲が高いので、受診に繋がる傾向にあると思います。これは一般的は整体に来られる男女比から見てもうなずけます。

 

顎関節症チェックリスト

自然治癒されることの多い顎関節症ですが、こんな症状が現れたら、あなたも顎関節症の疑い有りですよ!

顎関節症が疑われる症状のチェックリストです。

  1. するめ、ビーフジャーキー、フランスパンのような強い繊維の食べ物を噛んだりすると、顎が痛む
  2. 顎を動かすと痛みがあり、口を開閉すると、特に痛みを感じる
  3. 耳の前やこめかみ、頬に痛みを感じる
  4. 大きなあくびや、リンゴの丸かじりができない
  5. 時々、顎が引っかかったようになり、動かなくなることがある
  6. 人差し指、中指、薬指の3本の指を揃えて、縦に口に入れることができない
  7. 口を開閉したとき、ガキッとかザラザラとか音が鳴る
  8. スキー・ボードなどで転倒して、頭や顎を打ったことがある
  9. 最近、かみ合わせが変わったと感じる
  10. 頭痛や肩こりが酷い

いかがでしたか?身に覚えのある項目がいくつかあった方は要注意ですよ!特に1~8に当てはまる方は一度検査にお越しください。検査だけなら無料で行っております。

 

生活習慣チェック

顎関節症のリスク要因として生活習慣が関わっていると考えられています。あなたは該当する項目がありますか?

  1. 「歯ぎしりをしている」と言われたことがある
  2. 歯を食いしばることがある
  3. 硬い物を食べるとき、左右どちらかで片噛みする
  4. うつぶせで寝る
  5. 頬杖をつく
  6. 日常生活でストレスを感じることが多い
  7. どちらかというと神経質な方
  8. ぐっすり眠れない

これも該当する項目の数が多いほど、顎関節症が現れやすいことに繋がります。

 

参考文献:あごが痛い、口が開かない 顎関節症 NHKきょうの健康 日本放送出版協会発行

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