《ビープラス札幌整体院》お身体のお悩みを根本改善

骨盤矯正とは

骨盤検査方法

 骨盤と言いますが、一枚の盤ではなく大きく3個の骨で構成されています。背骨の一番下には大きな三角形の骨があり、仙骨と呼ばれています。その左右に大きな骨があり、腸骨と呼ばれています。この3個の骨で内臓の入れ物になっているのです。

骨盤

腰痛をお持ちで来院された場合、当院では先ずお客様の立位の姿勢を確認させていただきます。ほとんどの方が左右の肩の高さに違いが確認できます。これは脊椎、いわゆる背骨が歪んでいるのですが、それは骨盤の歪みから生じた結果なのです。そこで精査するためにベッドに仰向けに寝ていただきます。そして、骨盤の左右の縁の高さを確認します。そうすると、例えば左の肩の高さが右より高かった方は、左の骨盤の縁が右よりも低い場合があります。この確率は9割ほどの高確率です。それ以外の方は右が低くなっています。脚の長さを確認すると、左の骨盤が低い方は左脚の方が長く、逆に右の骨盤が低い方は右脚の方が長くなっています。脚の骨の長さは基本的に左右同じなので、骨盤の左右の高さに応じて脚の長さも同調しているわけです。

骨盤左右差

骨盤が、例えば左が低いと背骨も左に傾きます。当然一番上に付いている頭も左に傾きます。でもそれでは真っ直ぐに歩けないですよね?真っ直ぐ歩くためには目線を水平にしたいという生理的欲求が人間にはあります。そのため背骨を側弯(反対の右方向へ曲げる)してバランスを取ります。すると、左の骨盤が下がった方の左肩は上がってしまいます。

骨盤歪側弯

 次に骨盤の左右縁の前面すぐ下に、ちょっと前方に出っ張った骨があります。専門用語では上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょく)と言います。上部、前面の、腸骨の尖っている部分、という意味です。この高さを確認します。するとやはり、左の骨盤が低い方は左の方が低く、逆に右の骨盤が低い方は右の方が低くなっています。これは左の腸骨が前方に捩じれ、右の腸骨が後方に捩じれているのです。ビンの蓋を締めるように捩じれている状態です。 

骨盤のねじれ

そして最後に足を確認します。先ず、左右の脚をリラックスしていただいた後、左右の足の開き具合を確認します。結果は様々です。左右の足共に真っ直ぐ上を向く方。片方は真っ直ぐ上向きだが、他方は外に開いている方。又は内側に閉じている方。両足ともに開いている方。両足ともに閉じている方。片方が開き、片方は閉じている方。脚は最終的に股関節を介して骨盤に繋がっています。この左右の足の状態が表す意味は、足が開いていれば、股関節を介してそれに繋がる腸骨も開いている。閉じていれば、腸骨も内側に歪んでいる。足が真っすぐに上の状態が腸骨も正しい状態であるということです。当院ではマタニティ整体も行っていますが、出産前に来られたお客様の足は真っすぐ上を向いていたのに、出産後に産後骨盤矯正で来られると足が開いていることがほとんどです。

骨盤の開き

 以上の三か所の検査により骨盤の状態が判定できます。

一例として、右の骨盤が下がり、右の上前腸骨棘が下がり、右足は開いているが左脚は真っ直ぐな方と仮定しましょう。このように骨盤が歪んでいると様々な症状が身体に出てもおかしくありません。先ず脚から説明致します。この方は右膝や右足首を痛め易い方です。歩くときに人間の膝は真っ直ぐ前方に曲がる分には負担が掛かりませんが、右足が外に開いているため、右膝も外を向いて歩いている状態です。歩く方向は真っすぐ前なのに膝は外を向いていると、変な応力が膝に掛かってしまいます。このため右膝に負担が掛かり傷める原因となります。人によってはこれが右足首に出ることもあります。あまり膝に負担を掛けない生活をされている方は症状が出ない可能性が高いですが。次に上前腸骨棘の高さが違うということは、上記でも説明したように左右の腸骨が捩じれていることになりますので、内臓の位置も正しい位置ではなく歪まされた状態になっています。女性の場合デリケートな臓器が多い為、生理痛が酷いとか、便秘気味である、とのお悩みが多いですが、当院での骨盤矯正を受けると、生理痛が楽になったとか、人によっては全くなくなりました!と言われる方も少なくありません。便秘も同様です。また、骨盤の右側の歪みが左に比べて大きいため、右側の排卵痛の方が大きくなる可能性が高いと考えています。内臓は脳からの自律神経により働いていますが、歪みから100%の働きが出来ない状況のため、自律神経にマイナスのフィードバックが出されており、このため人によりますが、メンタルでお悩みを抱えておられる方もいます。ここまでをご説明して、施術に入っていきます。

骨盤矯正はどんな風に

骨盤矯正と言うと、他院で受けられた経験のあるお客様は皆さんイメージとしてバキバキされる!と思っておられる方がほとんどです。しかし、当院の骨盤矯正は仰向けに寝ていただいた骨盤に両手を置き、少し力を加えるだけです。方向と力加減を間違わなければ、これだけで骨盤は正しい状態に戻ってくれます。

ということはそれぐらいの力で骨盤は歪むということなのです。貴方、脚組んでいませんか?寝るときに横を向いて寝ていませんか?たったそれだけのことで骨盤は歪むんですよ!

最後に以前YouTubeに上げた骨盤の歪みの確認方法動画を載せておきます。

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